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地歌箏曲を愉しむ

琴と三味線の魅力をご紹介します。

甲斐庄楠音

 

Romantic Erothist

 

 大正デカダンス期の日本画であり、晩年は風俗考証家としても活躍した甲斐庄楠音(かいのしょう ただおと)。彼の画題は主に女性、しかも闇を抱えた女性―女ゆえの憂いと狂気を孕んだ美しさを全面に押し出して描いた作品が多いのが特徴的だ。醜さと美しさは紙一重で、ややもすると「穢い」、「グロテスク」といった評価に陥りやすい。私の場合はピタリと嵌り、はじめて目にして直ぐに彼の絵の虜になった。

 

▼『甲斐庄楠音画集 ロマンチック・エロチスト』表紙甲斐庄楠音画集―ロマンチック・エロチスト

甲斐庄楠音f:id:gakei:20160911011054j:plain

甲斐庄楠音(著) 島田康寛(監修)( 2009).  甲斐庄楠音画集―ロマンチックエロチスト 求龍堂 より

 
 足を踏み入れたら二度と戻れない…。魔性の絵の数々に、地歌の歌詞の世界に出てくる遊女の、やるせない心情が重なるように思えてならない。

 

甲斐庄楠音のお墓

f:id:gakei:20160909213433j:plain生誕日:1894年12月23日
命日:1978年6月16日

 

墓所京都府京都市左京区黒谷「金戒光明寺
交通手段京都市バス「岡崎道」下車徒歩15分

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