地歌箏曲を愉しむ

琴と三味線の魅力をご紹介します。

団子皿

 

うつわに何をのせようか

 

 毎年4月、桜の開花とともに行われる祇園甲部の「都をどり茶券付特等観覧券を購入すると、観覧前に茶席にて芸妓さんによる點茶とお菓子をいただくことができる。そこで土産に持ち帰ることができるのが特製団子皿だ。但し、赤・青・緑・茶・白と5色あり、どれに当たるかはわからない。私はどうしても青い皿が欲しかったのだが、ずっと5分の1の賭けに出られずにいた。そんな中、たまたま稽古で大先生のご自宅にお邪魔させていただいた折、京都についての話題になり、話は都をどりの団子皿になった。聞けば、なんと大先生は都をどりに何度も行き、皿も数枚所持しているとのこと。見せていただくと、各色数枚ずつ揃っており、青い皿も2枚あった。譲ってくださると言っていただいたが、自分の足で手に入れたかったので断った。結局その後、邪道ではあるが、をどりを観覧せずに祇園甲部歌舞練場の事務所にて、2枚1,000円で青い皿を手に入れた。裏面には「都をどり」、「祝祭 平安建都1200年記念」と記載されている。ちなみに高台がついており、観覧のお土産でいただける皿の方には高台がついていない。

 

▼「都をどり」の京焼・清水焼の団子皿(青)

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 「都をどり」といえば、宮城道雄の曲に『都踊』がある。歌詞からは嵐山の情景、それも歌舞練場の舞台上に誇張して再現された嵐山の情景―大堰川沿いに今を盛りと咲く桜、それを背に舞う芸舞妓さんの姿が目に浮かぶ。『都踊』で、団子皿で、エブリタイム・ヨーイヤサー。 

 

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