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地歌箏曲を愉しむ

琴と三味線の魅力をご紹介します。

唐板

お菓子 京都

ざんぐりとした菓子の決定版

画像上:銘菓「唐板」/水田玉雲堂
画像下:シンプルなパッケージ

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 延暦13年(794年)桓武天皇により創建された、上京区にある上御霊神社。御祭神は崇道天皇吉備真備など、10神が祀られており、応仁の乱の勃発地でもある。この鳥居の目の前にあるのが「水田玉雲堂」だ。そして、御霊神社の門前菓子、厄よけの煎餅として知られる「唐板」を販売している。素朴な薄い焼き菓子で、茶道の三千家御用達でもある。
 その発祥は、貞観5年(865年)に京で流行した疫病を鎮めるために神泉苑で行われた御霊会にて、清和天皇が神前に供えた「唐板煎餅」に由来する。それ以来、御霊会が続けられてきたが、応仁の乱で途絶えてしまった。乱の後に店の初代が御霊神社境内に茶店をつくり、その後、昭和15、6年頃に門前に移転、現在まで何百年間「唐板」のみを販売している。
 素朴で懐かしい味。ああ、好きだ、唐板。

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