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地歌箏曲を愉しむ

琴と三味線の魅力をご紹介します。

六段最中

八ッ橋に次ぐもうひとつの銘菓~

写真上:いわき銘菓「六段最中」=みよし
写真下:八橋検校の姿が描かれた包装紙

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 箏曲の祖=八橋検校の出身は諸説あるが、山田松黒が安永8年(1779年)に記した『箏曲大意抄』によると、陸奥国磐城(現・福島県いわき市)が定説とされている。その八橋を偲び、八橋が作曲した名曲『六段の調』にちなんだ菓子が、いわき銘菓、六段最中である。
 表面には琴糸と琴柱の意匠、そしてスバリ「六段」の文字が。白餡、黒餡の二色があり、甘さを抑えて素材の風味を生かした上品な味。京銘菓の八ッ橋に次いで、こちらもまた、演奏の機会のお持たせにちょうど良い。
 包装紙には「世界的名曲<六段>の作曲家 八橋検校は いわき平の生れ」の文字と共に八橋が箏を弾く姿が描かれている。なんとも捨てるのがもったいない。ブックカバーや譜面隠しに利用したら粋かもしれない。

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